起業した企業の生き残り率
1年後:50%
3年後:50%
5年後:15%
10年後:3%
30年後:0.02%
と言われている。
学校で言えば一クラスに1~2人だけ10年続くって感じですね。
想像してほしい。学校を卒業して10年後クラスの同窓会に参加したら。30人中28人死亡しているととんでもない恐ろしいことだ。
これは起業した会社全体
飲食店の生き残り率
先刻は起業した会社全体の数値だが飲食店に限って言えばどうだろうか。
1年後:70%
3年後:30%
5年後:10%
10年後:5%
1年未満で閉店した割合は3割
開業3年で約7割が廃業し、10年後には9割の店が潰れているのだ。
飲食事業は参入障壁の低いビジネスであり、誰でも比較的簡単に開業することができる。
だから水疱瘡みたいにありとあらゆるところに個人店・チェーン店に関わらず、新しい飲食店がどんどんオープンしては潰れていくのだ。
実際に、日本政策金融公庫が行なっている「新規開業パネル調査」における業種別廃業状況において、調査期間の5年間(2011年から2015年)における全業種の廃業率平均が10.2%であるのに対し、飲食店・宿泊業の廃業率は18.9%となっている。
これは、全業種を通して1番の廃業率だ(ちなみに、2番が情報通信業で15.8%、3番目が小売業の14.5%)。まず、データが飲食店経営の難しさを物語っているのである。